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酒国漫遊記 (Part 3)

2009/12/11 PART 01 | 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12| 13| 14| 15| 16| 17| 18| 19| 20| 21| 22| 23| 24| 25| 26| 27| 28

【Guiness記録の日本酒】

「現在も営業を続けている世界最古の酒造メーカー」はどこにあるかご存知ですか?
答えは水戸の少し手前にある茨城県笠間市。「須藤本家」です。
http://www.sudohonke.co.jp/

ここの当主は現在55代目。創業は1140年と「イイクニつくろう」よりも古いのですが、
これは「記録に残って確認できる年」ということで、それ以前から酒造りをしていた可能性は
高いそうです。

この蔵のお酒は「郷乃譽」(さとのほまれ)といいます。
いち早く「純米吟醸」「純米大吟醸」のみの生産に絞った蔵の一つです。

高級な日本酒の代名詞として海外で評価され、1991年古酒はアメリカで1本「超」が
つく高値で取引されたり、ロバートパーカーJr.が日本酒216銘柄をテイスティングした際に、
最も高い評価を与えたられたお酒を造っていることでも知られます。

華やかな香りが立つお酒は海外での評価が特に高く、2007年、2008年の
Inter National Wine Challengeでは、2年連続で金賞を受けています。

鬱蒼としたケヤキの森に囲まれた蔵は決して大きな造りではありませんが、
風格と伝統に自然との一体感を感じられる、とても気持ちのいい場所にあります。
毎年初夏に音楽コンサートが「五葉の松の庭」と呼ばれる前庭で開催され、
その時には奥様をはじめ社員の方の手作りのお食事とともに心ゆくまで美酒を楽しめます。

ちなみに今年の出演者はこちら。
ルーマニアのパン フルート トリオでした。
http://www.artsisland.com/panflute/panflute.html
会を追うごとに人気が高まって、今はチケットの入手が相当困難とか・・・。

なお、通常は蔵見学を受け付けていませんが、
来年レコール・デュ・ヴァンの皆様向けに特別にツアーを計画中です。
※決まり次第ご連絡致します。

photo
茨城県笠間市にある須藤本家

 



コラム作者:プロフィール

 入江啓祐(いりえ けいすけ)
 1991年日本航空入社
 国内線・国際線の本社部門通算で10年間、全社キャンペーン・
 プロモーション企画を担当。
 日本酒を通じて世界に日本文化を紹介する「JAL Sake Project」で
 全国350社を超える酒造会社や関係省庁とのタイアップ企画を実現。
 1999年から3年間はミラノ支店に勤務。

 2007年イタリア駐在時代の縁から株式会社Spazio Incontroに入社。
 日本と海外を繋ぐビジネスと国際物流コンサルティングを
 行いつつ、銀座にて会員制日本酒サロンを運営中。
   http://nuit-ginza.jp




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