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極稀に出会う・痛んだワイン(ブショネ?)・・・・ | |
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Q-No.000163
2009/12/24 08:40
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是非、ご教授下さい! ワインを飲んで これは・・・・・??? 味の広がりが感じられない・・・ 赤を飲んでるのに 最初のアタックが強い「お酢の様な酸」を感じる・・ 等を感じたのですが、 (香りは控えめでした・・) (異臭を感じる事は出来ませんでした) これは、劣化(痛んだ)ワインなのでしょうか? それとも、その様なワイン(特性) なのでしょうか? 飲んだワインは、 シャトー・ボーシット[2001]年・AOCサン・テステフ・クリュ・ブルジョワ・カステジャ家元詰・ハーフサイズChateau Beau-Site [2001] AOC Saint-Estephe Cru Bourgeois Exceptionnel (Half Size) です。 ワインを飲んで これは、「痛んだワインだ!」と はっきり断言できる要素を教えて下さい! |
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A-No.000165
2010/01/02 16:31
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質問されたワインを実際に見てもいないし、口にも触れていないので確実な事はいえませんが、その原因は言葉のニュアンスから言って、ワインが劣化した酸敗だと思います。ワインというのは元来ぶどうが酸(酒石酸、りんご酸)を持っているために酸っぱいものです。 ところが、酢酸とか乳酸が規定以上に多くたくさん含まれると酸味がピリピリして、とても飲める代物ではなくなってしまう事があります。 この酢酸育成には2つの要因があります。 一つは発酵中に35度くらいの温度に上がってしまい、 酢酸バクテリアが繁殖してしまい、ワインを酢酸敗させる事になってしまった。もう一つは発酵が終了して、樽の中で液の表面に繁殖してしまいワインを酢酸敗させたか、あるいは ワインの輸入経路の段階で温度管理のしっかりしたリーファーコンテナーではなく、ドライコンテナーで輸送したのか、またはワインを取り扱ってる業者が夏の間の温度管理が悪かったなどが考えられます。その他としては熱による劣化、光による劣化、雑菌による劣化があります。 いずれにしよ、これらは香り、味わいを利くことによって 判別する事が可能です。 しかし昨今では流通環境の向上により、ほとんどが見かけることがなくなりましたので、この度のケースは珍しいと思います。また付け加えますと瓶の大きさでも750ml と小瓶の375mlを比較しますと、小瓶の方が管理が 難しく、痛みやすいと言う事も頭に入れておいてください。 |
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