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| 赤ワインのコルクにザラザラしたものが・・・ | |
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Q-No.000128
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以前飲んだ赤ワインのコルクにザラザラした結晶が付いていました。 (塩のような・・) あれは何ですか? |
| 回答一覧 | |
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A-No.000128
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酒石酸の結晶だと思います。 白ワインに多く見られますが、赤ワインでもしばしば見られます。ガラスの破片のようにキラキラしたものがそれで、ワインが低温に長く置かれると、ワイン中の酒石酸がカリウム、カルシウムなどのミネラル成分と結合して結晶化し析出してきます。 この酒石酸という成分は、果実ではブドウだけに含まれる果実酸です。 酒石酸の結晶析出は、酸がしっかりした、成分の濃いいいワインでよく見られると言われます。白ワインの場合は透明または白色のきらきらした結晶で、ワインのダイヤモンドとも言われます。 赤ワインに生じると、赤や紫、黄色のきらきらした結晶になります。ボトルの底を転がっている場合もあれば、コルクの内壁断面に付着していることもあります。 食べたからといって毒にはなりませんが、苦かったりするのでワインに混入するとワインの味わいを損ねてしまいます。 |
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